明順応と暗順応

車の運転中にトンネルに入ると、一時的に目が見えづらくなることがあります。これはそれまでいた場所の明るさに目が慣れていたため、暗いトンネル内に入った時に慣れるまでに時間がかかるために起こる現象です。しばらく走っていると次第に視力が戻り、トンネル内でもしっかりと見えるようになります。このように明るい場所から暗い場所に移動した際、一時的に見えづらくなった目が元通り見えるようになることを暗順応といいます。暗い場所でも視界を確保するための、人間の目が持っているメカニズムの一つです。

一方でトンネル内をしばらく走っていた状態でトンネルの外に出ると、曇り空でもかなりの明るさを感じることがあります。これは逆に目が暗い場所に慣れていたためで、急に明るい場所に移動したことで目が慣れていない状況です。それでも走っていると次第に慣れてきて、見えるようになります。暗い場所から明るい場所に移動して目が慣れていくことを、明順応といいます。

運転の際にはこれらの目の反応が起こることを意識しておく必要があります。特にトンネルや地下駐車場のように暗い場所を走るときに注意すべきです。対処法としては、明るさが変わる場合には車の速度を落とし、すぐにブレーキを踏めるよう用意しておくと安全な走行ができます。

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